弾んねー!
公共の場でパジャマ姿のパンツ丸出しラドクリフがまたもや不運な目に遭う画像だけで一時期ネット界隈がざわついた馬鹿銃アクション映画。
監督は冴えないメタラーオタクが悪魔をぶっ倒す痛快傑作ホラー『デビルズメタル』のジェイソン・レイ・ホーデンということであの映画に満点付けてる身としてはもう期待しかなかったですが良くも悪くもラドクリフの為のラドクリフ映画でしたなぁ
ストーリー
銃がくっ付いちった。
子供向けの安っすいビデオゲームを専門にするゲーム会社に勤めるマイルズは仕事ではボスから叱責され、ガールフレンドとも別れ、アクションフィギュアで埋め尽くされた部屋で毎晩ネットにアンチコメを書くくらいが楽しみのいわゆる負け組オタク。
そんなマイルズはお茶の間で最近大人気のskizmという犯罪者やイカれサイコどもがリアルガンバトルロワイヤルするネットオンライン生配信をディスりまくるのだ。
くそしょーもないYouTuberの人気も下火になりスリルがなくなった近未来ではこんな犯罪ライブが視聴者の好奇心を刺激するのはあながち分からんでもないわな。
ところがどっこい。パソコンの画面越しに悠長にアンチコメしてたらskizm側の怖い人たちが自宅に押しかけボッコボッコ。
しかもそれだけじゃ済まされず目が覚めると両手にドリルで銃が接着されてたからさぁてーへん。
マイルズは訳もわからぬままskizmの死のデスガンバトルに強制参加させられ、現チャンピオンの負け知らずの女ガンマン、ニックスとの無理ゲーを余儀なくされるのだった!
装填された弾丸は100発のみ。警察からも殺し屋からも追われ、元カノも拐われ、喘息持ちやし両手は銃撃つ以外に役に立たんからションベンも出来んしというハンデの中、果たしてラドクリフはこの無理ゲーに勝利する事は出来るのか!?
銃より何よりラドクリフのちん子が荒ぶんのな。
シューテムアップ、リベリオン、ジョン・ウィックやらイカれた銃乱舞映画が好きなら漏れなくハマれる銃無双チマツーリ映画なわけでしたが、両手に銃とかオナニーすら出来んくなってしまったラドクリフにつくづく哀れみしか溢れんやつでしたな。
いや、逆に冷たくてコリコリしてて案外それもありか?
冒頭でも書いた通りレイホーデン監督やから期待してたわりにはガッツリ馬鹿アクションと言った感じで噴き出る血もあからさまにCGなのが痛い。
似たような感じでローチターナーの新作『サイバーゴーストセキュリティ』でもそうだったけど一般受けに堕ちてしまった感は否めないのであります。
あとラスボスが完全にボルデモートでした。
ただ無駄に人が何百人とボロ雑巾の様にスタイリッシュに駆逐され、80年代洋ポップをBGMに愉快に殺戮されていく銃アクションが好きならマストで見れ。
そしてザ・ベビーシッター、READY OR NOTと最近活躍中のイカしたねーちゃんサマーラ・ウェイビングのヒットガールの様なカッコ可愛いらしさにキュンしたい奴は黙って見ればよろしい。
とりま人様のツイートやら動画に荒らしの様なアンチコメとか書いたら大変よ。って言う教訓に是非日本上陸してくれ。