誰かに想いを伝えること、それは言葉の意味をそのまま捉えれば単純なこと。でも、本当は、難しくてとても勇気のいることだと思う。
私自身は、自分から想いを伝えたことはない。勇気が足りていない。
しかし、この映画を観て、登場人物たちが自分の想いを好きな人に伝えてることは結果がどうであれ素晴らしいことだと感じた。
ただ、自分から想いを伝えてみようとはまだなれなかった。だから、気持ちを伝える前、伝えた後、その変化に注目しながらまた観てみたいと思った。その前後の変化をうまく感じ取ることができ、それが自分にとって素敵なことだと思えた時に私から気持ちを伝えられる勇気を貰えるのではないかと思った。
個人的に、木帆がラーメン屋をたたむ時にお父さんからの手紙を読んでいるシーンで号泣してしまった。
恋愛的な要素もあり、感動的なシーンもある素敵な作品だった。