温かい気持ちになれる映画
mellowという花屋を営む夏目が
いろんな人に出会い、
いろんな物語を繰り広げる。
【男なのに何で花屋さんに？】
花に関するお話がとても素敵で、
納得できるものが多かった。
男って花好きな人いるけど、
花屋ってイメージは僕もない。
子どもの頃なんて、
小学校高学年くらい、
誰かを好きになったりとかしたくらいから
花が恥ずかしくなる。
別に花は何もしてないのにね。
今回の夏目が花屋になった理由は面白い。
些細な理由だけど、
あぁ、やっぱ好きな人の与える影響力って
すごいなと思いました。
観て確かめてください。
【情って嬉しい？】
この物語の中で、
きほという女性がラーメン屋を経営しているんですが、
店を畳む時に、「〇〇日に店閉めます。」
という張り紙を掲示するかで悩みます。
その理由は、
「終わるのが来るのをわかってるから、
来る人の気持ちって所詮その程度。
私はそんな情？下手したら同情はいらない」というもの。
この気持ちすごいわかる。
来たい！って思った時にきてほしい。
情とかじゃなくて。
でも、この世界いろんなものがあって、
お店があって、人がいて、
行きたくても行けないところなんてたくさんある。
自分の好きな店が
ふと、無くなってたら悲しむ人はたくさんいる。
きほちゃんの気持ちもわかるけど、
お客さんは決してその程度じゃない。
大切な人も必ずいる。ということを
今回この映画からは学べました。
だからこそ、
何かが終わる時
絶対に張り紙を出してほしい。と思いました。
素直で純粋な田中圭が
最後を華々しく飾る
ほのぼの観られる映画です。
