人を好きになることは、いつも片想いから始まる(柄にも無くそう思った)
少女が抱く恋心は最初は憧れのようなものなのか
部活の同性の先輩や花屋の店主を好きになることは、大人になってみれば良い思い出だろう(同性愛のまま大人になってももちろんOK)
自分が好きなことに打ち込む姿は美しい
だから人から憧れられるし、やがてその気持ちは好意に変わり、恋心に変わる
以下蛇足
若い男性は、多くの女性と関係を持つことを誇る傾向が、俺らの時代にはあり、本当にそれを望んでいるヤツは好きにすれば良いが、そういうヤツに影響されて、マウント合戦に参加するのは、自分のためにもよくない
やはり、自分のやりたいことに直向きになった方が、結果的にそういう自分に合った女性から好意を持たれることに繋がると思う
遊び人も仕事人も趣味人も他人に影響されるフォロワーは、他人の時間を生きることになるだけで、自分の心の声に従って直向きに生きた方が美しい
その生き様が魅力的であるはずだ
この作品の主人公である夏目は、そういう男なのだろうと思った
俺も良い意味で他人に影響されず直向きに生きたい
俺のやることに懸念や指摘をする他人もいるだろうが、謙虚に受け止めるが取捨選択はする
そして意味のない言葉は捨て、影響は排除する、何度でも何度でもそれを繰り返す
効果が出るまで時間がかかって、自分のやり方が間違っている？と思っても、他人の話を謙虚に受け止めて、取捨選択し、良いと思うモノは取り入れる
ただ、決して万能にはなれない、他人の言葉を全て受け入れるのは万能や八方美人を目指すことだ
俺の目指すことと合致する他人の影響だけを受け入れて生きることを、勇気を持って実施したい
そう思わせてくれる作品だった
