ちゃあぽむ

失くした体のちゃあぽむのレビュー・感想・評価

失くした体(2019年製作の映画)
4.7
アメリの脚本家さんとの事で軽い気持ちで
鑑賞。アニメじゃないみたい静かで詩的で
とても良かった。私はビビリなのでちょっと
グロく感じる部分もあったけどそれ以上に
ストーリーが素敵で気にならなかった
予告の“自己肯定的 映像詩”って本当そう!
少しずつ明らかになる展開も面白かった

『あなた今の仕事向いてないわ』
そう言って図書館へ行くこと
本を読むことを勧めるの凄く素敵だった
惚れてまうやろって凄い共感!!

なるほどって感じのハエの使い方
目標達成して失う物がデカすぎた
達成してなくて掌から逃げてったのも◎

手作りイグルーとっても素敵だった
ナウフェルの不器用さ生きるのの下手さ
ハンドになってから角砂糖で作ったヒント

最後に彼が過去からも飛び越えられて
嬉しかった終わり方も好き。どうか 
前向きに終わっているとこれは信じたい

手で触れる触覚。同じ様になった時
私が思い出すのはなんだろうなぁ。
あたたかくてモフモフの愛犬のお腹
平泳ぎの時の水をかいたときのアレ
トリートメントしたての時の髪
モコモコに泡立てた洗顔料
お気に入りのふわふわブランケット
当たり前に思えて恵まれているんだなぁ
ちゃあぽむ

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