このレビューはネタバレを含みます
思いっきりネタバレを書いた上でのレビューです。
先ず病院の秘密。院長(高嶋弟)の指示で行われていた違法な臓器移植。
記憶の無い、身寄りも無い老人などの臓器を摘出し、高額で違法手術。
先輩の代わりに宿直のバイトに入った医師(坂口)。病院に現れたビエロの仮面の強盗。巻き添えになって撃たれた女性(永野)
うん。ヒロインの永野が犯人の共犯者だってのは開始20分で判るね(笑)
ピエロの正体が先輩かと思われたが、別の看護師だった…ってのは良いが、いち看護師にまで違法手術の情報が筒抜けなのって、そもそも無理がある。そんな簡単に秘密が漏えいするなら、いつかバレるに決まってるよ。
ヒロインが協力者のピエロも殺しちゃうが、主人公の医師は助けてくれる。
それもわからん。完全犯罪の為に仲間を殺す冷酷さがあるのに、なぜ主人公には情がでるのか?
看護師の女性が、ヒロインの正体に気付き「あなた川崎13じゃないの?」と聞くが、いやいくらヅラ被ってても判るだろ。
そもそも拳銃持って皆殺しにするなら、わざわピエロになる必要も無いじゃん。
アルツハイマーなどの老人を勝手に手術するのはわかる。だが事故で記憶喪失になった若い姉妹を勝手に手術するのは無理がある。記憶が戻ったらどうすんだよ。それに事故なら警察だって患者に対する認識があるだろう。
院長はリスキーだと思わなかったのか?
うーむ。中盤まではテンポが良いので突っ込みドコロが多くてもまだ見れるが、終盤にかけては結構間延びするんだよな。イカンともし難いな。