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デンジャー・クロース 極限着弾のdm10foreverのレビュー・感想・評価

4.0
【蜂球】

皆さんは「蜂球」という言葉をご存知でしょうか?
それは超攻撃的な肉食昆虫「オオスズメバチ」の襲来を受けたミツバチの集団が、唯一スズメバチを倒す方法です。
1対1では絶対に敵わないオオスズメバチを約400匹ものミツバチが一斉に取り囲んで球体(これを蜂球と言います)をつくり、その中で全てのミツバチが胸の筋肉を震わせて一気に熱を起こします。
その蜂球の内部温度は46℃以上になるとも言われていますが、ここで凄いのがオオスズメバチの上限致死温度が45℃で、ミツバチが50℃という事。
つまり、わずか「5℃」の差に賭けて集団でオオスズメバチを蜂球の中で「熱死」させるのです。
当然熱に堪えられなくて死んでしまうミツバチもいますし、この蜂球に参加したミツバチたちの寿命も一気に短くなるということも研究でわかっているそうです。
それでも一族の未来を守るために、本来は戦うことに不慣れなミツバチが「1匹では弱くても」勇気を振り絞って皆でオオスズメバチに立ち向かっていくという姿に、もの凄く感動したdm少年でした。


で、今作の話。

いやいや、正直期待してなかったけど、中々面白かった。
分かりやすく例えると「ベトナム戦争版『ブラックホーク・ダウン』」って感じかな。
圧倒的不利な状況の中で周囲をベトコンに囲まれたオーストリア軍の運命はいかに?!っていう。


途中まで書いてて、結構中身に触れていることに気がついたのでやっぱりフィルターかけます
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