終わることのない争い。全員が歴史の被害者であること。部外者が口をはさんでしまってから、なにかを支配できると思ってしまったその時から、思想そのものが、なくなってしまわないかぎり、そして歴史が消滅してし…
>>続きを読む日本にいると、なかなか馴染みのない世界…すなわち、毎日戦争が起こり、武力が当たり前のように行使され、いつ死んでもおかしくないような世界。
ノンフィクションの、ドキュメンタリー仕立てで、カミーユ・ル…
悲劇の循環は終わらない。暴力には暴力を、哀しみの上には哀しみを。塗り潰されていくのは命のつぶて、やり切れない弔いの日々。そんなアフリカの大地に一人降り立った白人女性の刹那る人生。彼女は何を見て、何を…
>>続きを読む今年のマイフレンチフィルムフェスティバルは当たりが多くないかな。やったね!つまんない作品を引くとガッカリするけどそれも映画祭のいいところだろう。
伝記映画「カミーユ」もすごく良かった。中央アフリカ…
中央アフリカ共和国の紛争を取材する若き女性戦場カメラマン、カミーユ・ルパージュの生きざまを描いた実話ベースの物語。
冒頭のそれと分かるシーンがずっと頭に残って、最後まで「嘘だろ?嘘だろ?」と思いな…
報道写真家のカミーユは中央アフリカ共和国でキリスト教徒主体の旧政権支持派(反バラカ)と、イスラム教徒主体の新政権派(セレカ)との内戦状況を取材。カミーユの内面が変化していき、アフリカへ溶け込んでいく…
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