アントニオーニを一度ちゃんと観なくちゃ、と。半日イメフォでアントニオーニ漬け。
今回の特集上映にも銘打たれている"愛と不毛"
まさに、そんな映画だ…!
愛に渇き、愛を求め、愛に疲れ果て、愛は裏切る。
モニカ・ヴィッティのすべてを達観した様な目。虚ろ、とはちょっと違うのだが、穏やかと言うには不穏すぎる静かな瞳。
なんでこんな目が出来るんだー!
序盤のシチリアの孤島でのクルージングシーンからカッチョイイショットの連続。
しかしその小綺麗さがブルジョワ層の虚飾や白々しさをも容赦なく炙り出す。
ラストカットも、何も言わないし何も起きていないのに、息を呑むほど美しくておそろしい。
アスガーファルハディの「彼女が消えた浜辺」のインスパイア元なんだろうなぁ…