師匠と弟子のバディムービーでありロードムービー。アクションが実に映画的で素晴らしいし、キャラクターもかわいい。これが本当に中国のアニメなのかと目を疑う出来。日本にもこれに敵うアニメ映画がいくつあるだろうってレベル。すごい！
序盤、説明もあまりないまま淡々と物語は進みます。5歳と10歳の息子らと見たのですけど、YouTubeやテレビアニメを見慣れてる彼らはちょっと退屈気味。鬼滅を見ててもかなり説明的なセリフの応酬があるし、こういうのは映画を見慣れてないと退屈に感じるかも。
それを分かっているからか、アクションシーンが少しづつ挟まります。こんなカワイイ絵で奥行きやスピード感をビンビン感じるアクション作画。すごい！
電車バトルアクションでは電車内の乗客を守ったり操ったり、モブまで使う頭脳戦。電車という空間を使った直線的なアクションに加え、屋根にも登って上下に行き来する立体アクション！面白い！
個人的に圧巻だったのはショッピングモールの吹き抜けを使ったアクションシーン！縦の空間を使ったアクションは『狼の死刑宣告』を思い出しました。アニメだから実写では到底できないアングルで自由自在！
実写映画っぽいステージ設定を実にアニメ映画らしいアクション！カッコイイ！
序盤の中国の山村らしい美しい背景と、ゴチャゴチャした中国後の看板が立ち並ぶ繁華街、後半のビル街。様々な中国が楽しめるのも魅力的。
フーシーとシャオヘイの関係性とムゲンとシャオヘイの関係性、ムゲンとフーシー、号泣必至のラストが待っています。
吹替え声優陣はアニメに疎い僕でもわかる人が何人もいる豪華な布陣！アトロクリスナーとしては宇垣美里総裁も注目ですが、正直、素人なので浮いてるのはご愛嬌。
https://twitter.com/tism06235734/status/1330162651733897218?s=21
Twitterからの転載。
ツイートには予告編から切り取った画像付き。
