Terrra

ミセス・ノイズィのTerrraのレビュー・感想・評価

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)
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前半1/3くらいまでに「真実は一つ!けれど光のあて方でものの見え方は全く異なる」という話しの骨格が明らかになる。そして中盤にかけて隣人との喧嘩が世間を巻き込み大騒動となるピークを迎え、そこから広げた風呂敷を畳んでゆくのだが、お行儀良く「いい話だったな」という無難な感想で終わってしまい勿体ない。
せっかく小説家が主人公なのだから、最後にスカッと胸のすくような小説の言葉を聞きたかったし、布団叩きをアレンジした花輪が届く!くらいの映画的飛躍が観たかった。
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