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ラ・ヨローナ ~彷徨う女~のシネマのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

娘の夫も始末されたのかな…。
グアテマラの内線(?)の歴史的な背景について無知な事を脇に置いてもわからないことが多すぎる。

大きな権力の元に普通の国民は無力というのは、上級国民という言葉が生まれた忖度の国に住んでいて感じる…。

因果応報と黒魔術、無念が怨念に…というところだろうか…。

罪なきものという言葉に、「家族に不作為の罪は無いのだろうか…」とふと気になった。将軍の家族だからこそ、贅沢で命の危険の無い生活ができていて恩恵を受けていたのだろうから…。

先住民が迫害を受けていたのだろうか。
白人っぽい方が迫害する方。
中東も南米も遠い国なのもあり、知らないことが多すぎるが、この映画はグアテマラを知る入り口になった気がする。

ラストまた別の将軍に…というのが、心当たりのある人には怖いかも。

エンドロールで流れる曲からタイトルなのか?この映画のための音楽なのか?
「チョローナ」が耳から聴いた音に近い気がする。
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