マツモトタクシー

わたしの叔父さんのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)
4.3
コンビニでお茶とおにぎり購入🍵🍙






2本目
11:45上映 SCREEN2 44席 👨約10👩約10


デンマーク映画🇩🇰
コペンハーゲンから離れた南部の静かで何もないが美しい農村
そこで体の不自由な叔父さんと暮らすクリス27才
酪農業で生計を立てている
毎日ほぼ同じルーティンを繰り返す2人

飼っている牛が難産でクリスの手際の良さで死産になるのを防げたと獣医師ヨハネスから誉められる
かつて獣医師を目指していたクリスはまた学びたい気持ちがもたげてくるが。。











以下ネタバレ





息子の後追い自殺で父親を亡くしているクリス
叔父さんに引き取られ獣医師の夢は諦め酪農業に着くことになる
そのクリスに獣医師になることを後押ししてくれるシリウスや恋人候補のマイクの登場で叔父との2人の関係が微妙に変化していく人間ドラマ

クリス役イェデ・スナゴーと叔父役
ペーダ・ハンセン・テューセンはホントの姪と叔父の関係、目元が確かに似ている😃
イェデは俳優だがペーダは一般人だとか
セリフも少ない為に特に違和感は無いというか自然だった☺️

監督は小津安次郎のファンだそうで少し前の「コロンバス」や「パターソン」もそうだが小津の蒔いた小さな種がじわじわと世界に染み入るように浸透していっているのが日本人としては嬉しい🌍☺️

かつては映画館では活劇を見たいのに何にも起こらないじゃないかと非難されたとか。。
個人的には小津が支持されている時は平和だと思う

今の時代、日本で小津のDNAを受け継いでいるって案外今泉力哉監督なのかな何て思ったりしてました😅

ヘアー・カーラー買うシーンと3人で鳥を眺めるシーンが👍👍👍