「タイトル、拒絶」を観る。
ファーストカットからすさまじいインパクト。よくこんなの思いつくなあ。
まったくエロス(リビドーという意味合いも含めて)を感じないところがすごいし、たぶんそこも狙いどおりなんだろうとは思うのですけれども。
ふきだまりか。いや、はきだめか。どっちでも同じか。
手に入れられないものを求め続けることほどつらいことってないですよね。
にんげんは、慣れるイキモノだから、処世術として、アキラメルというスキルを生まれながらにしてどんなクズだろうがバカだろうが社会不適合者であろうが有しているはずなんだけれども。
たったひとつ、すべからく誰もがあきらめきれないものってあるんですよね、くやしいけれど。
どんだけはらわたにゴミを詰め込んで詰め込んで東京を木っ端微塵にどっかーんしようと、否応なくおなかはすくんですな。
恒松祐里の笑いの演技がクソうそくさいのがめちゃめちゃハマってましたね。ほんとに聞いてて耳障りで。(ほめてます)
あの嘘くささ(わざとらしさ)がほんとに演技なのだとしたらものすごい演技力なんじゃないか。