東京国際映画祭にて。
笑うって楽しいとか面白いとかそういうときだけじゃなくて苦しいを逃す手段でもあること。
普通を嫌悪して特別を求めていつの間にか普通すら得られない、本当の好きが欲しいけどどれが本当かもうわからなくて、消費されることを拒むのにいつしか消費される存在でしかない。
どうにかしたいけどどうにもならない人生。
「それでも生きていかなきゃいけないの」
仮面を被った女の子たちの心の叫び。
鶯谷に隠された秘密。
次観るときはもっと耳を澄ませてみる。
私は散歩する侵略者の恒松祐里ちゃんが大好きでまひるにそんな雰囲気を感じるなと思ったら、監督は今回その作品を観てのキャスティングだったそうで。圧巻のお芝居でした。
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