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れいわ一揆のesakinariyaのレビュー・感想・評価

れいわ一揆(2019年製作の映画)
4.0
面白かった。選挙カーも使わず、馬を連れて、ジャカジャカ音楽を鳴らしながらの街頭演説。これなら、五月蝿い選挙カーを耳にして、選挙なんて嫌だと、小学生の頃に植え付けられることもなかったかもしれない(それは政治への無関心を植え付ける行為でもある。最も選挙はすべて行っているけれど)

「“わたしは政治に興味はない”という発言ほど、強烈な政治的表現はありません。それはこのシステムを肯定し、それに巻き込まれ、薪をくべるという政治的行為に他ならない」

そもそも選挙は民主主義の根幹。投票しないのは、自ら民主主義を否定していることと同じだと思うと、今の投票率は信じられない状況。でもそれを喜ぶのは政治家と、一部の既得権益者だけだということを忘れてはならない。

「最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である」
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