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ラ・ジュテのunderfirejgのレビュー・感想・評価

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)
4.3
久方ぶりに観たが、やはり斬新で鮮烈!1962年作品とは思えない新しさ。「12モンキーズ」も面白いが、この作品あったからこそと考えると感慨はより深く。ナレーションもスコアもいい感じで絡んでくる。静止画の美学だ!そして何と言ってもあのシーンには心動かされる。‬

3度めだが日本語ナレーション版は初。勿論初見時の衝撃度は薄れているが、何度観ても全編スチールカットでの展開は新鮮。しかしいつの世も圧制者と被害者は存在し、それ故起こる悲劇は哀しいが、特に本作の余韻は何とも言えないもの。あの女性の笑顔が心に残る。
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