ちゅにちゃん

約束のネバーランドのちゅにちゃんのレビュー・感想・評価

約束のネバーランド(2020年製作の映画)
3.5
孤児院で暮らす子供たちと、鬼の手先となった管理人の戦いを描いたSF作品。いつの時代も大人たちはあがらう事を諦め、現状を受け入れていくのに対し、若者たちは現状の変革を目指し世界を変えようとする。本作は意識の世代間対立を面白いほど良く描いていて興味深い。バブル崩壊後の失われた日本の20年。停滞を脱するには世代交代を図り、自らリスクを取って大胆に行動していく事が必要であると暗に訴えている。