くわまんG

フル・モンティのくわまんGのレビュー・感想・評価

フル・モンティ(1997年製作の映画)
4.0
相当湿気た場でも、“チ○コを出す”と多少ホットになる。どんな野郎のどんな息子だろうと最低限の戦果があがる。まさに奥の“手”。ただそれは、健全な若者がやった場合のこと…。

見どころ:
ダメ中年の底力たるチ○コ
最下級の下ネタが一番楽しい
いつでも最後に優しい世界
もっと熱が欲しかった
終盤が少し雑

あらすじ:
かつて鉄鋼で栄えた英国はシェフィールド、いまや工場跡だらけの寂れた街。鉄工所勤務だったガズも例に洩れずお払い箱、妻には逃げられ息子には呆れられ、口を開けば言い訳か嘆き節のプータロー。
養育費も工面できないガズ、気づけば親権を失う寸前。何としてもまとまった金が至急必要になったが、もう売るものは売ったし出すものは出したし、この上一体…。
待てよ…出すモノねぇ………まだあったぜぇ♪

金、職、挙げ句家族までなくしそうになってもなお男が離し難いもの。信条や矜持とは似て非なる、大罪にランクインするほど不要なもの。歳を食うほど捨てられないもの。そいつが…プライドだ!そしてプライドを大事にするやつを嘘つきと言う!いい歳こいて他人はおろか自分に嘘ついちゃいけねえよなぁ!

さあ、まず一番恥ずかしくてみじめな自分をさらけ出すんだ!どうすればいいかって?わかるだろぉ?やることは簡単だぜぇ?!ほら!一思いにやっちまおう!そいつが…スタートだ!!