ふっくー

ザ・ボートのふっくーのレビュー・感想・評価

ザ・ボート(2018年製作の映画)
2.7
なんなんでしょうこの映画。
「なんで?」「どういうこと」って問いかけたら負けな気がする。そんな作品。

ボートで出かけたら、目の前に漂流したボートを発見し、それに乗り込んでしまったことによって色んな恐怖に巻き込まれるワンシチュエーションスリラー。
閉所恐怖症の人が見たらなかなか最後までしんどい作品だと思います。
意思を持った?ボートに何度も恐怖に襲われるようなお話ですが、ボート側の気持ちとしては「この人間、ちょっとちょっかいだしてやろー」というように人間を弄んでいるかのよう。

ひたすら閉じ込められたり、水責めされたりするのだけど、ボートに詳しい主人公も負けてはいません。あの手この手で危機を乗り越えて行きます!!!まさにボートvsボート職人!!!
一体何を言っているのかわからねぇと思うが気になる方は是非見て欲しい笑。

遠くに見える船に助けを呼ぶため、自作したイカダに飛び乗り、急いで向かおうとするのだけど、それを鬼の形相で追いかけて来るかのような迫り方をしてくるボートが非常に恐ろしくゾワゾワしました。

絶望なのか、安心なのか、なぜなのか?という気持ちになるラストシーンはなかなか印象的でした。

とりあえず私はボートに乗る機会があるとしたら、絶対ボート内のトイレには行きません。
行ってもドア全開でお願いします。
ふっくー

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