黒猫式

宇宙戦争: ゴライアスの黒猫式のレビュー・感想・評価

宇宙戦争: ゴライアス(2012年製作の映画)
5.0
映画版ではなく原作の19世紀に1度侵略を受けたその後の世界の対火星人戦記もの的なマレーシア産アニメ映画。
火星人の遺棄した兵器技術を流用したレトロフューチャー感溢れる世界観や主力兵器であるダグラムのクラブガンナーを彷彿させる地球型トライポッドを配備した人類軍と予防接種したのか万全の体制で再侵略にきた火星人との正に戦争を描いた作品。
セオドア・ルーズベルトが最前線でデカイ銃をハイテンションで撃ちまくっていますw
主戦場はアメリカですが、主人公の部隊は英・米・愛・加・馬の多国籍編成となっており、人類側の国家間の微妙な問題も描写がありちょっとだけ面白い。
宇宙戦争らしさとして敵の熱線による人体破壊描写があるが、スピルバーグ版よりもこのアニメ版は描写がグロい。

ちなみにタイトルのゴライアス(ゴリアテ)というのは主人公チームが搭乗するトライポッドの名前ですが、この映画でトライポッド以上に活躍する飛行船型戦艦の名前がそれだったらちょっとムスカ大佐が黙っていないかも?と思ったりw
黒猫式

黒猫式