もやマン

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームのもやマンのレビュー・感想・評価

3.7
夢のような映画だった。
けど、期待していたほど面白くはなかった。

絶賛の嵐で、このビッグウェーブに乗れずに悔しい。鑑賞中も楽しもうと必死だったが、ダメだった。
むしろ、みんな本当によかったの?
と不思議なくらいのレベル。


以下、ネタバレあり。


ヴィランを治療という、何を偉そうに…な展開があるが、過去作でなくなく敗北し死んでいったヴィランたちに、治療という改変をしていいのかと、心配になる。それぞれにカッコいい死に様があってね。。。

いろんなメンツを出演させることが目的で、それが優先されて、話がお粗末になってた。


メイおばさんの死には、トニースタークでそれやったのに、また同じ展開やんの?って、気持ち悪さすらあった。身近な人の死と、それを乗り越えるってのはやったでしょ。もう必要ないよ。


サプライズはまあ、いっときの興奮は得られたけど、数分くらいでそれが当たり前になると、さらに上の興奮を求めてしまうし、それに応えられるアクションシーンはなかったと思う。
クライマックスのアッセンブルも、夜だし、迫力もオリジナリティも微妙だった。
3人のチームプレーは、おお、くらい。もっとできたんじゃないかな〜って気持ちが強い。インフィニティウォーやエンドゲームにはもっとすごいアクションたくさんあったのに。


他にも、ドクターストレンジやミステリオの扱いや、話の無理やりな辻褄合わせに不満があるが、何よりキツイのが、ピーターが可哀想すぎること。
救いのない話。ピーターを追い込むいくつかの出来事は、全てピーターの優しさのせい。友だちを大学に行かせたい、ヴィランたちを治したい、世界を救いたい。そんな彼の気持ちと裏腹に、ヴィランは暴れ、メイおばさんは死に、皆がピーターの記憶を無くす。これは、楽しいヒーロー映画ではなく、ただただひとりの少年の悲劇が描かれた映画だった。
インフィニティウォーは、すぐあとにエンドゲームという約束されたものがあったから絶望を楽しめたけど、今作は別にそうじゃないからね。
だから見ていて楽しくなかったし、そんな現状でのコミカルな掛け合いが、逆に鼻につくというか。。。


劇中で起きただいたいの出来事に苛立ち、納得できず、フラストレーションがたまった。物語を好きになれなかった。

そういう気持ちで映画を鑑賞していたので、楽しむことはできませんでした。

MCUファンや、スパイダーマンファンは絶対楽しめるっていう触れ込みだったけど、ほんとにこれでファンは納得なのでしょうか。