このレビューはネタバレを含みます
2024年89本目。
うわぁ情緒が…情緒がぐちゃぐちゃで着地できない…！相変わらずエンドロールは可愛いしミッドクレジットのエディたちで和みはしたけどつらーーー！！！シリーズ通じてピーターは子どもっぽく描かれてるしアベンジャーズの中でも圧倒的子どもポジションでこっちもそういう目で見てるから、そういう彼がこの苦難背負わされるのはつらいーー！！！ストレンジべつに全然悪くなくてむしろ気の毒なのに「おまえがもうちょっと強い魔術師であれば！」みたいに思ったりもしてしまうー！八つ当たりー！！！つかポストクレジット後に帰ってくるのがストレンジなのなんでたよー！スパイダーマンを帰ってこさせてくれ！！このあとがストレンジの映画なんだってことはわかるけども…！わかるけども！！ワンダのドラマ見てないけど行けるかな…？見た方がいい？まだファルコン＆ウィンターソルジャーも見てないんだけど…。
ストレンジもべつにちゃんとした大人かというとそこまでちゃんとはしてないんだけど、ピーター相手だと割と大人ぶってる感じがあって、ふたりのやり取りはにやにやしながら見ちゃったな。「大学側に訴えてもどうしようもならなかったなら…」「えっそんなことしていいの？」ってのは特に世代間の相違がばしばし出ててすごい新鮮かつ衝撃だった笑 あとドクター・オクトパスが名乗って笑われたときとかもなんかこうね、時代を感じたね。
ほかのスパイダーマンはうっすらというかピーター3（アンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマン）はまったく見たことないんだけど、それでもあの三人勢揃いはテンション上がったな！「今とんでもないもの見てる」感がすごかった。いやこれすごいよね…まぁ「MARVELシリーズだけでもたいへんなのにスパイダーバースまで見ろと…？」みたいな気にはなったけども笑 いや、わかんなくても何となく見れたし、ピーター3がMJ助けたところではよくわかんないなりに涙ぐんだけども…じゃあまあいいか。
泣いたといえばもちろんメイおばさんのアレはめちゃくちゃ泣けたしショックだったし、3人の別れのシーンも泣いたなぁ…いやもうほんとつらすぎるので頼むから次のアベンジャーズとかでなんとかしてあげてください…もし既になにかしらでなんとかなってるのなら教えてください…つらい…。
世代的にスパイダーマンといえばトビー・マグワイアなので「うわーーっマジか！？ウワーッ」ってなったなぁ。グリーンゴブリンはまったく記憶にないんだがドクター・オクトパスは強烈に覚えてるのでたぶん2までは見てるはず。橋で登場したとき「その触手存じ上げてますー！！！」ってめちゃくちゃテンション上がっちゃった。
「スーパーヴィランを治療して治す」という発想は珍しいというか「それありなのか？」ともなったし、つか「治って元の世界に戻った彼らはどうなるの？」とかは疑問っちゃ疑問なんだけど、そのへんは「また新しい分岐が誕生するだけ」って押さえでいいのかな？これでもロキのドラマ見てないとそんなふうにあんまり思えないよね、うーんむずかし。まぁでもジェイミー・フォックスとウィレム・デフォー見られたの超得した気分。特にウィレム・デフォーの悪役は何回見ても清々しくていいね。あんな憎たらしいかおする人他にいる？ほんと名優だわ。
ピーターたちが集合してるシーンはどこも面白かったなー。ピーター2がピーター3に「君はアメイジングだ」って繰り返すのとか、アベンジャーズにいたってセリフへの「すごいね！それなに？」「バンド入ってた？」とか、同じピーター・パーカーながら微妙にキャラは違うけど、三人ともなんとなく抜けてる感じは共通してて面白かった。トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドふたりのクレジットタイトルとても可愛くて好き。
エンドゲーム後のマルチバース展開は、単純に複雑な上に色々見てなきゃわかんないからクソ不親切で不評なのもわかるけど、なんかこう、「夢があるなー」ってのは感じるね。マルチバース設定がなけりゃそもそもエンドゲームの展開もありえなかったし、エンドゲームまでに広げた風呂敷をエンドゲームで畳み、エンドゲームで広げた風呂敷を今畳み始めてるのかなという印象を覚えた。まぁ畳み始めてるのか広げてる一方なのかはわからんが笑 とりあえず見れるものはのんびり見てこうっと。
