キツネとタユタム

ジャンゴ 繋がれざる者のキツネとタユタムのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
3.8
賞金稼ぎの男に雇われたジャンゴが、自分の奥さんを救うために、奥さんを奴隷としてる農園主から、賞金稼ぎと一緒に奥さんを救うお話。

何だかんだでディカプリオが最高!最高のヴィランを演じている。
イライラするキャラなのにどこか嫌いになりきれない。最高のキャラクターだった。

タランティーノ監督特有の軽快なテンポと癖になる楽曲は他のタランティーノ映画と同様に楽しめる。
そして本作は他の作品より会話による緊張と、緊張が切れたときの爆発力が半端なかった。

後半は嘘をついて敵陣に入り込む展開があるんだけど、そこの緊迫感が半端ない。
その緊迫感のもとになってる存在がディカプリオだから、そこがまた溜まらない。
その半端ない緊張感が切れるタイミングでいきなりおふざけが始まる感じ。その快感が最高によい。

西部劇のバディもの感もあり、ストーリーも濃厚で最後まで楽しめる作品。
キツネとタユタム

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