ムスタファケマル

ジャンゴ 繋がれざる者のムスタファケマルのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.5
初タランティーノ作品ですが非常に盛り上がりました!!

まずBGMがいいですね!普通の映画よりうるさ目なのがまたいい!今何が起きているのか、そして何が起ころうとしてるのかBGMだけで状況が把握出来る。
そしてタランティーノ作品の肝と言われていて非常に楽しみにしていた長ーい会話がいい味を出している!!ダラダラしているだけ、単純につまらないなどの批判も聞きますが、このダラダラ会話は両者が探りを入れ常に相手の正体、思惑を睨み合っている張り詰めた緊張感を作り上げていると思います。個人的にはこのダラダラ会話はタランティーノ作品の一種のアクションのような気がします。
にしてもやはり本物のアクションが見たい!!そう思った矢先、ラストには爽快なアクションが待っています!!ここで爆発するずっと抱えていた「ざまーーーー!!」という気持ちが爆発し気持ちよく終わることが出来るのです。

初タランティーノなので彼の作品全体の中でジャンゴがどのようなものなのか判断できませんがこれは相当の傑作です。クリストフヴァルツ演じるシュルツのクレイジーっぷりやさんざん暴れ回った後に上手いこと言いくるめる感じも大好きです!!
タランティーノの虜になりました!!