Azuという名のブシェミ夫人

ジャンゴ 繋がれざる者のAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.3
オープニングからタランティーノがやりたかった事をやってるんだなぁって、絶対楽しくて仕方がなかったんだろうなぁって思って、ニヤニヤが止まらなかった。
あの歌使いたくて仕方なかったんでしょ、タラちゃん。
しばらく頭から離れなかったよ。
ジャンゴ~♪

彼の映画特有の無駄口饒舌っぷりが主人公に見られなかったので、おやおや?と思っていたら、その後ワラワラ喋る男達が現れてなんか安心。笑
クリストフ・ヴァルツの喋り方が特に好きでした。
ディカプリオの悪役っぷりも、演技が必死じゃなくて余裕がある感じで素敵だったなぁ。
演じるのが楽しそうでしたね。
若いころの彼も素敵でしたけど、今の彼の方が私は好き♡
それと、サミュエル・L・ジャクソン。
やめてよ。面白すぎるよあなた。
媚びへつらった笑い、ネットリした目線。
凄いウケるんだけど、同時に凄くムカつく。
でも笑っちゃうんだけど、やっぱムカつく~笑
それも彼の技量ですね。

タランティーノらしさは残しつつも、若干大衆向けになりすぎた感もあってちょっと惜しいけど、たぶんハードル上げ過ぎなのですね、私が。
初期作品が好きすぎてね。

もう一回見ようかな。
おうちで心ゆくまで笑おう。