南北戦争より少し前の時代、
賞金稼ぎのドクター・シュルツにより自由を与えられた黒人奴隷ジャンゴは賞金稼ぎとなり、
生き別れにさせられた妻を探しに行く、、みたいなお話。
タランティーノ監督による西部劇ですが、
とても良いですね。
数々の西部劇が避けて通ってきた当時の黒人差別をテーマにしてます。
ジェイミー・フォックスとクリストフ・ヴァルツの主演コンビも良いですが、ディカプリオとサミュエル・L・ジャクソンの悪役主従が素晴らしい。
フランスかぶれの白人ブルジョワジーをディカプリオが憎ったらしく好演。
さすがのレオですね。
サミュエル・L・ジャクソンの黒人執事がこれまた素晴らしい。
なんて憎々しいだろう(笑)。
演技が神懸かってます。
タランティーノ監督特有のいわゆる与太話ももちろん織り込まれててるし、また本人出てるし(笑)。
もちろんバイオレントなシーンは生々しいので、苦手な人は苦手かと。
165分とかなり長いストーリーですが、テンポよく展開して行くので、案外サクッと観れます。
最近の西部劇の中でもとりわけ傑作。