ちゃーはん

ジャンゴ 繋がれざる者のちゃーはんのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.0
男にしか分からないかっこよさ。
描き方としては、何が正義で不義なのか、何が善で悪なのか。人は歴史を刻みながら、正しさや悪行を定めて来た。法という形であったり、道徳心であったり、公徳心であったり。

金のある者がすべて、権力を持っている者が正義という時代である。そんな時代の中、正しさのためでも、善のためでもなく、権力者から根こそぎお金を奪い取ろうとする。

常に、危険に身を置きながら、いつ殺されてもおかしくない状況にありながら、己の信念に従って生き抜く男たちの生き様。これぞ、男の叶わぬ夢。

利害関係でしかなかった2人のコンビは、友情を持って成就したように思う。2人の出逢いによって生まれたものは、2人の男の人生を豊かにしたように思う。
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