クドゥー

ジャンゴ 繋がれざる者のクドゥーのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.5
「信念を継承し立ち上がる、闇の騎士」

Q・タランティーノ祭第7弾は、ジャンル映画として描かないようにされてきた血みどろに挑みつつも、逆説的に歴史の業を紐解かんとする超傑作西部劇。
前半のガンマンとしての成長譚的展開も素敵だが、「イングロリアス・バスターズ」で完成された俳優たちによる緊張感を、シーンどころかチャプターで構成化した後半の面白さが尋常ではない。
ダイナマイトで爆死するためだけに出てきた俳優としてのタランティーノと見せかけて、虐げられた者がさらに下の者を虐げるサミュエル、環境の生んだ化け物然としてテーマを象徴するマザーファッカー野郎が最高。