マレムリン

ジャンゴ 繋がれざる者のマレムリンのレビュー・感想・評価

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)
4.3
正当なエンタメ的盛り上げを随所に配置した「普通におもしろい映画」を作りつつ、普通の作品では絶対できない、度を越して振り切ったメタフィクショナルなスカッと感に着地するというのはイングロとも共通している。
面白いだけでなくちゃんとポリコレでもあるというのを21世紀現在の倫理水準で描いている、こんなのをあのタランティーノが撮っているというのが本当にすごいことなのでは。
クリストフ・ヴァルツの「ゴメン、我慢できなかった」が気高くて良かった。