「人は変われることができるのか」
短編を観て、これは!!!と思い、公開された週末に鑑賞。(気持ちの整理含めまとめるのに時間がかかりました🙀💦)
【あらすじ】
10代で親に見捨てられ、白人至上主義者グループを主催する夫婦に拾われ、実の子どものように育てられたブライオン。
ある日、ブライオンはグループの集会で歌を歌いに来ていた3姉妹とその姉妹の母親ジュリーに出会う。
ジュリーや子どもたちと接する中で、初めて"愛"に触れ、自分の"正義"はおかしいと気づいたブライオンはグループから離れることを決意する。
そこに待ち受ける試練とか…果たしてブライオンは変わることが出来るのか…
【感想】
短編と同じような結末になるのかしら…と思っていたので、転向ってすごい言い方するやん!!!と予告で思っていましたが、あれ?そういう結末!!?と驚きました😳
なんなら足長オバサン的な人が子供を傷つけられた黒人で、タトゥーを消すふりをして、黒くするのでは!!?とまで深読み🤦🏻♀️
本作は実話を基に作られているだけあり、ずっしり重たい。けれど、結末にまだ救いがあった。
ブライオンは育った環境でレイシストとなり、自分の信念が正しいと信じてやまなかった。生まれて初めて"愛"に触れ、変わりたいと思った姿が印象的でした😢
レ・ミゼラブルの劇中に流れた最後の一説が頭を過ぎりました。
「悪い草も悪い人間もない、育てる者が悪いだけだ」
正にその通りだなと…🥺
人種だけではなく世の中には様々な差別があり、私も気づかないうちに偏見を持っているかもしれません。
今、自分が"正義"だと思っていることは本当に正しいのか、見た目や固定概念で人や物事を見て決めるのではなく、その人、物の本質を見て善し悪しを判断できる人になりたい、人を赦せる人になりたい、と強く思いました🙏
…にしてもあんなゴリゴリのタトゥーなのに、ジェイミー・ベルかっこよ過ぎた…!!!
すっごく余談ですが…
横の(ひとつ飛ばし)席のカップルが前半ずーっとポップコーンをボリボリ…紙袋だったので、袋の音もうるさい😩
なぜこの映画でポップコーンを…?と思うのですが、それは個人の自由なので、せめて静かな映画では静かに食べて欲しい。前半あまり話が入ってこなかった😤😤
(上で最もらしいことを言っていながら、ほんと心狭くてごめんなさい😭)
鑑賞No.162
劇場No.32