このレビューはネタバレを含みます
短編がとても面白かったがこちらはまた違ったお話。
差別主義者に育てられたら、そういう思想が当たり前と思って生きてきたら、後悔してやり直そうと思う人とそうじゃない人の違いってなんなんだろう。ブライオンは元々の血はそういう血ではなかったからなのか。そして後悔してやり直して幸せになることって許されるのだろうか。ブライオンが今までしてきた事を悔い改めて幸せになりたいと思うのはもちろん良いのだけど、今までブライオンがしてきたことは？ブライオンに酷い目に遭わされた人達は？殺された人は？罪を憎んで人を憎まずって自分が同じ立場になったらそう思えるだろうか。でもクレーガーとシャリーンが作ったあの疑似家族のような組織はカルト宗教のようで、少年の頃からそこで育って愛情をもらっていたら洗脳されてしまうのは当たり前なのかもしれない。良かったのだけどなんかモヤモヤしてしまった。。。上手く言えないが。しかしシャリーンがめちゃ怖かったな。。。
そしてジュリーの娘たちがとても可愛くてあんな怖い目に遭ってて可哀想だったな。でもジュリーが子供より男みたいな女性ではなく、一貫して子供が絶対一番なところが良かった。
モヤモヤはしたのだけどやはりあのラストシーンはめちゃくちゃ泣いてしまった。。。ブライオンの顔がとても良かった。
しかし！！映画で犬を殺すのはやめてくれよ～😭😭😭なんでハッピーエンドならボスが死ぬ展開にしたんだ😭😭😭バカ😭
