『悲情城市』(未鑑)や『クーリンチェ』同様の台湾の白色テロ時代を描いた作品。
スルーしてた作品でしたが、ユリイカの『台湾映画の現在』の中で特集が組まれており鑑賞。
正直期待しすぎたなという印象。現実と夢?妄想?の行き来のトリガーも微妙だし、妄想で表現する必要がそもそもあまり感じなかったがゲームが元ということもあり、監督も原作から改編はほぼ加えていないとのことだったので仕方なしの部分ではあるかもしれない。
昨年台湾でコロナ禍の中たしかNo. 1ヒットだったらしく結構幅広い世代が見たとか。
100分ちょっとの尺で白色テロ時代の台湾を表しつつ、キャラクターたちも描くというのは結構厳しかなという印象。クーリンチェに関しては180分超えでまあそれはそれね長いけどもうちょい尺があっても良かったんじゃないかな。
良かった点も正直あまり思いつかないな…
エドワードヤンのように美術品、インテリアなどに凝ってる印象もなかった。