レビューかなり遅くなってしまった.. 11月初日のレイトショーで鑑賞。よく考えてみると、原案を知っている作品のリメイク版を観るのは今作が初めてだったから、やはりただ純粋に原案の韓国版と今回のリメイク日本版を比べながらの鑑賞となった。とにかく韓国版のただ君だけが大好きな作品だから、という理由ももちろんあるのかも..決してマイナスに比べる訳ではないのは大前提で、やっぱり私は韓国のただ君だけが大好きすぎるのだと改めて実感！空気に溶け込みそうな繊細な音楽たちや韓国映画らしいリアルな露骨さ満載の作品中の雰囲気、ずっと自然なふたりの不器用さ、、韓国版に埋め込まれたそれらが大好きなんだなと。。三木監督のつくる映画もファンだけれど、今作はやっぱりその泥臭さというか、原案での眩しい二人の世界観と現実の露骨さのコントラストが好きだから、どうしても美化してしまっているように思えてしまう箇所があった私には..泣 ただ今回の日本版でも、2人の間にうまれる儚い世界観の紡がれ方が素晴らしく、吉高ちゃんと横浜流星の演技力も、とてもとても良かった。ふたりとも優しくて、でもその優しさの伝え方が不器用なるいと、丁寧に強く差し伸べられるあかり。そんなふたりの描く純愛、お互いがお互いを埋め合うピースのような存在にグッとくる。
