イギリスの情報機関GCHQで、2003年のイラク戦争に関し、米英両国政府が戦争支持への国際世論を作るため不法なスパイ活動が行われようとしていたという事実、それをリークするという勇気ある行動に出た主人公を描いた実話に基づく物語。
不当な戦争を行おうとする国家ではなく、国民のために働く。言ってみれば一般市民である彼女の信念と正義にあっぱれ。
にしても米英が結託してイスラム諸国に再び戦火をもたらしたとは非常に罪深い上に、彼らは歴史上で何を学んできたのでしょう。これでは被害者と無関心を装った第三次世界大戦じゃないですか。
面に出る情報、水面下でやりとりされる情報、世界が綺麗事だけでなく、陰謀によって動かされている事をつきつけられた。
もっと早くに知っていたかったです。