仲ちゃん

オフィシャル・シークレットの仲ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【『命』を軽んじた軽蔑すべき軽薄な人間との闘い】

見終わった後、得体の知れない『国』との闘いと思ったが、いやいや待てよ、『国』って生き物いないじゃん、結局人間じゃん、人対人の闘いじゃんと思い直した。

『国』の舵取りを行っている立場の人間が、『国=自分』と思い上がり、傲慢に振る舞っている様を、『国』と云う存在として感じているだけだと、思い直した。

早い段階で、訴えを取り下げると分かっていたにも拘らず、先延ばしにして主人公を苦しめたのも、『国』の威光だか威厳だか何だか知らないが、詰まるところ、負けたことへの腹いせに過ぎない。
『国』の舵取りを行っている立場の人間の、器の小ささに過ぎない。

ラストの弁護士の怒りが、全てを物語っている。

『命』を軽んじた軽蔑すべき軽薄な、『国』の舵取りを行っている立場の人間への怒りに、腹の虫がおさまらない。

『毒』のある佳作だと思います。オススメの1本です。