上映館が少ない…。
イギリスの視点でイラク戦争の嘘を描いた実話に基づく作品。
作品で取り上げられる事件のことも知らなかったし、このジャンルはアメリカ側の作品ばかりだったのでかなり新鮮でした。
昨年公開された『記者たち』、『バイス』を観ておくと理解が深まると思います。
多少粗いところもあるけれど、キーラ・ナイトレイの気合いの入った演技に加え、かなり脚色されているであろうラスト含めて満足。
「私は国民に仕えている。なぜなら、政府は変わるが国民は変わらないのだから。」と主人公が答える場面があるのですが、嘘ばかりついている、どこかの国の官僚に聞かせてやりたいと思いました。
追伸
後日、キャサリン・ガン氏がニュース23のインタビューを受けていました。
「自分は国民の税金で雇われているので、国民の利益になると思う行動をとりました。」と答えていて、あの台詞は彼女自身の言葉なのだと確認出来ました。
