オフィシャル・シークレットに投稿された感想・評価 - 5ページ目

「オフィシャル・シークレット」に投稿された感想・評価

うぃー

うぃーの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

こういう作品は身軽に過去の事実を知れるから良い
絶対に有罪になると思ってたからいきなり起訴取りやめは驚いた
たとえ、有罪になっていたとしてもキャサリンの勇気のある行動は称えられるべき
キャサリンの「国民に雇われてる」を聞いた瞬間はほんとにシビレた
久七郎

久七郎の感想・評価

4.0
キラキラが少ない目のキーラ・ナイトレイへ。

この前のジュディ・デンチの「ジョーンの秘密」と言い、本作と言い、イギリスの骨太作品、面白い!

本作は、9.11以降のイラク侵攻に関して、
イギリスがアメリカから受けた圧力を公務員の立場で公表(情報漏洩)した実在の女性の物語。

アメリカは、ブッシュJr.時代。
うん、こうゆうことしそう!

北京語が出来る主人公は、いろいろな盗聴などで得た情報を翻訳し、必要な内容を関連機関へ提供する役割の公務員。

日本の公務員とかなり印象が違う。

主人公の夫は、移民で亡命申請が却下されて、
主人公と結婚したことにより滞在許可がおりている。

偽造結婚ではなく、愛があって、移民の夫がいる公務員がこんなことをするには、物凄い「正義」が要るような。

公務員として「国」へ仕えているのではなく
「国民」へ仕えている、
というけれど、台湾育ち。

うーむ、難しい。

ただ、「違法な戦争にイギリスも踏み込むことを止めたかった」ということは理解できる。

司法との駆け引きをする弁護士役は、
レイフ・ファインズ。
良い役されてます。

キーラ・ナイトレイが演じることにより、
主人公がそこまでストロング一辺倒でなく、
人としての弱さもありつつ、
でもやっぱりストロングだね!
という塩梅がドキドキした。

自分が同じ立場だったら絶対に出来ない行動だなぁ。

基本的な人権すら脅かされながらも、
自分の主張を守る姿は、
同調圧力の強い日本であれば、
異端児として更なる炎上になりそう。

「ジョーンの秘密」然り、本作然り、
イギリスの司法の落とし所は嫌いじゃない。

そして、やっぱりエリザベス(女王)の国は、
ストロングな思想の女性が似合う。

そして、イラク侵攻についてはアメリカ作品ばかりでなく、他国の作品も観てみると面白いなぁ、と思いました。
緊迫感でこちらまで不穏になった、キラーナイトレイはやはり華がある
Tim

Timの感想・評価

4.0
実話に基づくポリティカルサスペンス!!
情報とは?
機密とは?
知る権利とは?
正義とは?
人権とは?

これらが何なのか?
不都合な真実は捻じ曲げてでも遂行する。

キャサリンの
「国民に雇われている」このセリフは
シビレた。

その国民のために正しい行動をする強い意思。
きっと多くの人間が本来なら巨大権力の
言いなりだろう。

何より、検察側ケンの最後の発言に心底引いた。国に雇われて、ここまで性根腐ったら
ただの国の飼い犬でしかない。
人の人生なんやと思ってるんや。

世界中の国民が今も政府にウソをつかれ
日々を過ごしてるんだろう。
h1sash1kjm

h1sash1kjmの感想・評価

4.9

このレビューはネタバレを含みます

イラク攻撃に際してのブッシュ、ラムズフェルド等ネオコン、それに盲従するブレア、彼らの手先のマスコミ等の悪事を暴き、戦争を阻止しようと一人の諜報機関に勤務する一人の女性が陰謀の証拠をマスコミにリークする。圧力に屈せずその情報をスクープする中堅新聞社の記者、国家の戦争犯罪が明るみに出ることを恐れた国も起訴を取り下げる。
久しぶりに胸のすく映画。ハリウッドでは絶対に作られないだろう。拍手👏キーラの熱演も素晴らしかった。
「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」のギャビン・フッド監督作品。キーラ・ナイトレイ主演映画。

イラク戦争開戦前夜に英米政府を揺るがせた告発事件を映画化したポリティカルサスペンス。

キーラ・ナイトレイはこんな芯が強くて意志の強い女性を演じさせるとピカイチですね*\(^o^)/*

2003年、イギリスの諜報機関GCHQで働くキャサリン・ガンは、アメリカの諜報機関NSAから驚きのメールを受け取る。イラクを攻撃するための違法な工作活動を要請するその内容に強い憤りを感じた彼女は、マスコミへのリークを決意。2週間後、オブザーバー紙の記者マーティン・ブライトにより、メールの内容が記事化される。キャサリンは自分がリークしたことを名乗り出るが、告発も空しくイラク侵攻は開始され、彼女は起訴されてしまう。キャサリンを救うため、人権派弁護士ベン・エマーソンらが立ち上がるが……。弁護士エマーソン役に名優レイフ・ファインズ、記者ブライト役にテレビシリーズ「ドクター・フー」のマット・スミス。
NAO141

NAO141の感想・評価

4.3
「私は国家に雇われたのではない、国民に雇われたのだ。」
政府VS告発者のポリティカル・サスペンスであり、実話に基づく作品。良作!!
イラク戦争が始まる前、イギリスで実際に起きた諜報機関職員によるメール流出事件(キャサリン・ガン事件)を描く。

同時多発テロとその後のイラク戦争は今ではすっかり〈歴史〉となってしまっているが、あの当時、世論が開戦へと傾く中(そこに国家的な情報操作があったことは否めないが)、米英のどちらにも開戦に異を唱える人たちがいて、自分達の信念に従って行動を起こしていた。イラク戦争に関係する作品として『記者たち:衝撃と畏怖の真実』や『バイス』などがあるが、それらと合わせて鑑賞したい作品である。

内部告発というものは場合によっては非難されかねないものでもあり、その行為には大きなリスクが伴うことも事実。
日本には公益通報者保護法という法律があり、それによって内部告発者は一定の範囲で保護され、不利益を被らないようにはなっている。しかし、それでも危うい立場にいることは間違いない。正しいことをしたはずなのに非難される、内部告発は同調圧力が強い日本では特に難しい決断であるかもしれない。

我々は法治国家の中で生活している。
そのため、合法か違法(不法)かで自分の行動を決めがちである。しかし、法を守ることが必ずしも〈人として正しい〉とは言えない場合も出てくる。本作を観ると特にそのように感じる。
キャサリン・ガンの場合がまさにいい例で、彼女は国家の機密を外部に漏らすことは重罪とは知りつつも、不当に戦争をすることを許せず、イギリス・アメリカ国民だけでなく、イラクの人々も守るために法律違反の道を選んだわけである。
結論を言えば、結局のところ開戦を止めることは出来なかった。しかし開戦の理由にもなっていた大量破壊兵器は見つからないままとなった。イラク戦争の正当性は現在も結論が出ていない。そうした中にあって、キャサリン・ガンが起こした行動だけが法律違反(国家への反逆)として糾弾されることは正しいことなのか、本作はそんなことを我々に問いかけてくる。

本作を観て、ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントの〈凡庸な悪〉という言葉を思い出した。「本当の悪は平凡な人間の凡庸な悪」と彼女は言う。
最大の悪とは「法律がそうなっている」「規則でそうなっている」「上から命令されただけ」「仕事だから」「皆がやっているから」「常識だから」という平凡な人間の安易な思考性。国が、組織(会社)が、周囲がそうしているから正しい…そういった考えは思考停止と同じ。
人は染まりやすく、だからこそ、誰もが〈凡庸な悪〉になり得る。

懐疑性を持ち続け、信念に従って行動する。本作から〈人としての大切な部分〉を学んだように思う。
Miri

Miriの感想・評価

4.0
イギリスの情報機関GCHQで働く1人の女性キャサリン・ガンがイラク戦争に関する政府の陰謀を察知し、戦争を阻止するために情報をリークした実話を描いた作品。
イラクの大量破壊兵器でっち上げ開戦が有名であるが、当時のイギリスの様子を描いているのがとても新鮮で、なおかつ戦争を必死で止めようとしている勇敢な女性がいた事を初めて知った。この映画を見ると、法治国家にいると法を守ることが当たり前になっていて、自分の行動もそれによって決まってきてしまうのだが、果たしてそれが人間のモラルとして正しいことをしているのかを考えなくなっていることに気付かされた。国家機密を外部に漏らしてしまうことは重罪であるのだが、戦争を不当に起こすことにより多くの命を犠牲にしてしまうことを考えると彼女のやったことは正しいと思える。最後のテロップでも出ていたが、メディアで多く取り上げられたのにも関わらず最終的に彼女の抵抗も虚しくイラクに侵攻し多くの犠牲者を生んでしまうという惨劇になってしまったのが皮肉である。
ドラマ『新聞記者』でも思ったが、国民をバカだと思い法律の隙間をかいくぐり自分の都合のいいように物事をすすめ、都合が悪くなるともみ消し、邪魔な人を排除し、家族まで人質に取るようなやり方は本当に卑怯である。
“She was naive but brave”

このレビューはネタバレを含みます

イラク戦争開戦を阻止しようとした女性の実話。

政府に一矢報いたラストが良かった。
彼女は政府に勝てず 開戦を阻止できなかったけれど、
負けもしなかったのだ。
れぼ

れぼの感想・評価

4.0
自分の知らない世界でこんなことが起こっているのかと思うと、とんでもない!!
それぞれに正義があって、戦争を進めようとする人反対する人いてるけど、嘘やせこいマネは人として国として良くない
女の人はここぞという時に強い
強さで制圧するというやり方で、問題を解決する時代を終わらせなければならない。と最近本で読んだ言葉を思い出した

あなたにおすすめの記事