オフィシャル・シークレットの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「オフィシャル・シークレット」に投稿された感想・評価

さわ

さわの感想・評価

4.5
「ペンタゴン・ペーバーズ」「大統領の陰謀」「ザ・シークレットマン」「ザ・レポート」らと同系統の社会派作品だろうか。

テーマは現代史/地政学としても重要な出来事=イラク戦争勃発時期を英国諜報機関のリークから描かれ、実在のキャサリン・ガンさんの事件が元となっている。

主演のキーラ・ナイトレイが
「当時、私はパイレーツオブカリビアンの撮影でアメリカにいてこの事件について全く覚えてなかった(アメリカでの報道も無かった)。現代史の重要な部分を担う出来事に大きな興味を抱き、語るべき、そして表に出すべき重要な物語だと思いました。」と語っていた為(SCREEN 2020.10月号より)、観る前からとても興味を抱いた作品。

アメリカによるユニラテラリズムから同盟国イギリスも賛同する中で、国際世論(国連)の足並みを揃えることなく「名もない大義」を振りかざす葛藤が英国諜報部、新聞社、そして1人の英国国民という立場によって上手く表現されていたと思う。

国連⇔アメリカという現代史の1つのテーマは、近年ではMCU作品のシビルウォーでも描かれている特徴的な対立構造。大国のみにかかわらず、自国の政府が正しい行いをしているか?と疑問を持つことはとても重要で投げやりにしていいものではないと再認識。


『私は政府ではなく、国民に仕えた』この言葉は現代の日本にも刺さるのではないだろうか。
aru

aruの感想・評価

4.0
キャサリン・ガン事件、この映画で初めて知りました。面白かった~
jkgntm

jkgntmの感想・評価

3.9
実話ベースもので毎回驚かされる“こんなことがあったなんて…”が今作でも。
見応えたっぷりでくぎ付けだった反面、映画的脚色かと思いますが結構なコトしといて前科ついちゃうからって無罪を望むところとか手放しでキャサリンを称賛できない自分もいます。
Johnny54

Johnny54の感想・評価

3.0
もっと法定劇寄りなのかと思ってたら全然違った。
隠蔽しようとする政府と闘う女性記者!なのかとも思ってたけど、それも違う。
でも、ハラドキもあるし、とある女子の決断もキーラ嬢がナイスな演技でええ感じ。
そこそこの佳作気味な社会派スリラーとちょっと法定劇です。
2020-055
moko

mokoの感想・評価

4.3
隠れた良作!
この事件については全く知らなかったけど
事件の収束の仕方からしてうやむやに葬り去られてしまったのかなと思った
ほんとに正しいことって何なのか考えさせられる
多くの人に見てほしい!
PG12

PG12の感想・評価

-
英国俳優が勢揃いしているだけでお得な感じもする、社会派スリラー。ギャビン・フッド監督にはこの路線で頑張ってほしい。
KazukiSeta

KazukiSetaの感想・評価

3.9
いくら正しいことでも、国家に相対することが、いかに非現実的なのか。
頭で考えずに、自分の心に従って動く人によって世界は変わるのかもしれない。

最後の展開も新たな火種を生む道へ。
なつ

なつの感想・評価

3.8
戦争というものはいつの時代も権力者や国家の“利益”のために引き起こされているんだなぁと身に染みる映画。

「権力」は時に正しい情報を与えずに世論を煽動する。その事実にたまたま気づいてしまった時、自分ならどうするか?
誰かの“利益”のために自分の生命や体、家族や友人、住むところ、犠牲にされたらたまったもんじゃないよね。


この映画がイギリスで作られて日本できちんと上映されてることに意味があると思う。
冬のロンドンの灰色な街が映画の雰囲気にマッチしてて凄い迫力出てたな。
最後のシーンに辿り着くまでの廊下〜階段の緊迫感よ……
QI

QIの感想・評価

3.5
ポリティカル・サスペンスは結構好物。
そしてキーラ・ナイトレイも目的での鑑賞。

ん〜〜、イマイチ入り込めませんでした😢

まず、国家機密を流出してしまうという、とてつもなく重要なことを個人の判断で実行してしまうということ、いくら17年前とはいえ、国家の機密情報を扱う機関としてはありえないほどのセキュリティの甘さへの違和感が、終始頭から離れなかったことがその理由かもしれません。

極めつけは終盤、事件後の本人映像を使ったインタビューへの彼女の答えです。

周囲の人々を巻き込みながら精神的苦痛を味わったとは考えられないあの一言。

実際にはそれ以外の発言もあったはずですが、観客にそう思わせてしまうあの一言の切り取り方は演出ミスとしか感じられませんでした。

そして、これまで同じようなシチュエーションで描かれた作品を色々観てきたことから感じる既視感があったこと、さらに話の流れで最後の結果が読めてしまったことも残念。

彼女に起きた出来事はある意味誰にでも起こりうることとして「あなたならどうする?」というのが、この作品の重要なテーマだと思います。

正義感に基づいたとても勇気のある行動は、結果として正しく、称賛されるべきと誰もが感じることですが、その行動のプロセスについては反面教師とすべきことがあるのではないかということも、この作品が訴えたいことなのではないかと感じた次第です。

少々ネガティブなことを書いてしまいましたが、目的だったキーラの演技はとても見応えがありました。

14歳でSW/ep1のクイーン・アミダラの影武者を演じてからはや20年、感慨深いものがありますw

そして彼女の夫を演じたアダム・バクリ、弁護士を演じたレイフ・ファインズ等々、脇を固める俳優達も素晴らしく、なんとかこの点数になったかなぁという感じです。

以下、完全に余談。

逮捕された俳優が出演する映画に関する会見が行われました。

出演シーンのカットは行わず、そのまま公開するとのこと。

TVやCMと違い、お客様はお金を払い自らの意志で映画館に足を運ぶからというのがその理由。

「作品を守る!」という東映社長の言葉。

痺れました!
どの映画をみてもラムズフェルドは悪いことにしか関わっていない