がんつ

プリズン・サークルのがんつのレビュー・感想・評価

プリズン・サークル(2019年製作の映画)
3.6
取材許可に6年。撮影に2年を費やし“ 日本の刑務所の中 ”を撮影した映画!😳
「仮設の映画館」でも上映中です!私は映画館で鑑賞したのですが...

【 共感できない映画...😰 】

⬆️共感できないのは犯罪心理ではなく、彼らが受けてきた暴力や虚無感が計り知れなくて共感できない!😭
彼らにとって犯罪行為は“ 自分が受けてきた仕打ちを誰かに仕返ししているだけ ”なのかもしれない...。

特に印象的だったのが、犯罪の動機について話し合う場面で、そこで語られる犯罪の動機が想像を超えていて凄かった...。
「悪人」「怒り」「楽園」を観て、犯人の動機を考えたりしましたが、それがいかに安直なことかをこの映画を通じて理解しました😅
他人と同じような生活をしている人間には、わからない感情があるんでしょうね...。

“ 共感できない映画 ”ではありますが、この映画はオススメです!
特に「犯罪はとにかくダメ」っていう人に見てほしい!きっと何か感じられるはず!🤔

作為的に、犯罪者=過去のトラウマを抱えているという構図ばかりになっている気がしましたが、それも正解なのかも。
“ 忙しさ故に放置する子育て ”も子供からすれば暴力に等しいのかもしれません😔

犯罪者を処罰するのではなく回復させるという考え方が、これから広まっていくのかも知れませんね!🤗
Twitterを見た感じでは、不寛容過ぎて無理そうですが...

本作は本当に、良いものでした!
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