脳内に一兆個ほどゴキブリの卵が産みつけられているのか、コミュ障武闘派マジキチバーテンダー、ウィル君。
仕事をろくにせずに、みんなとトラブル起こすわ、拾った携帯に呪われるわ、沢山のゴキブリさん達と親交を深めるあまりに彼女に愛想を尽かされるわで、酷い目に遭う!
ネットフリックスプレゼンツ。
メジャー作品のはずなのにこの映画は、何故か、ジャケ写アイコンが紹介されてない!
それにはわけがあります。
それは何故かというと、ジャケ写のデザインは、ゴッキー君の集団が、ウヨウヨしているだけのシンプルなデザインだからです。
素晴らしすぎて、見せられないという事なのです!
とにかく、ゴキブリが好きで好きでたまらない!
お部屋でも、無数のゴキブリと一緒に過ごさないと気が休まらない!
一日一回は、YouTubeのゴキブリ💗チャンネルにアクセスしないと禁断症状が出て死んじゃう!
一週間に一度は、ゴキブリ風呂に入らないと、アレルギー皮膚炎になっちゃう!
毎晩、布団の中で、はいずるゴキブリちゃんを抱きしめながら、ステキな夢をみるのが人生最高のエクスタシィ。
卒業文集の作文の題名は、なんといっても「ゴキブリと私」
結婚相談所に提出する、プロフィールカードの好きな女性のタイプ欄は、ゴキブリの香りがする人!とゴキブリが好きな人!
相手の女性に、望むことは、ゴキブリが好きな事!
部屋でバルサンを焚く人をみたら、酷い事をするなと、殴り倒して、ゴキブリの命を救わなきゃ!
それぐらい、ゴキブリを愛する、ゴキブリ映画ファンのために、ネットフリックスが社運を賭けて制作したようなゴキブリ❤️ムービー、それがこの映画。
ウィル君の勤めているバーは、客の数よりゴキブリが多いというファンキーなバー。
集まる客達も、やっぱり脳にゴキブリの卵を産みつけられてそうなガラの悪い連中ばかり!ビリヤードを始めても、いつのまにか、割れた酒瓶で顔を突き刺すストリートファイトを始めてしまう、アタマのおかしいやつばかり。
そこに、場違いな未成年男女がビールを飲みにきましたが、勃発したストリートファイトにびっくりして、スマホを忘れて帰ってしまいます。
ウィル君、回収したスマホのなかを見てびっくり!
そこには、テーブル台に置かれた、男の生首の写真が入っていたのです。
これを境に、なぜか、どんどんどんどんどんどんどんどんオカシくなる、ウィル君のアタマ。
嘲笑うように、ゴキブリが大挙を成してウィル君と彼女に会いにやってきます。
全くわけのわからないストーリーが展開される中で、ひとつだけわかる事があるとすれば、
うぞうぞ蠢くゴキブリの大軍が、画面をどんどんどんどんどんどんどんどん支配していって、最後はブラックアウトしちゃうという事なのです。
ここまで読んで、なおかつ、この映画を見ようという人!
あなた、素晴らしいです。「日本ゴキブリ学会」の名誉会員になれる事でしょう!
国民ゴキブリ栄誉賞も、ノーベルゴキブリ賞も夢ではありません!