春陽

フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めての春陽のネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

風景が良いコーンウォール地方の小さな港町ポートアイザックが舞台。彼らの祖先によって歌い継がれてきた伝統的な海の歌を歌いながら、港でチャリティーの為にの資金集めをしている。この歌が良いというより、漁師達が綺麗にハモるんだ。こんな風に歌い合えるとは素晴らしい。日本の漁師の歌(民謡や演歌になるのかな?)となると、ハモるというより合いの手なイメージ。
実話なのか実話をベースにしたのか、映画サイトによっては 書き方が違う。漁師バント発見からメジャーレーベルとの契約に基づいたのは実話なんだろうけど、漁師との契約命令は上司の軽い冗談だったとか、ダニーが宿泊先の民宿で、そこの娘のシングルマザーと恋に落ちるなどは、映画の為のフィクションみたいに見えたのだが^^;
漁師バンドのサクセスストーリーにしては、ダニーだけがジタバタしている感じで、当の漁師らは大して頑張っている様にはみえなかったので、そんなに見応えのあるサクセス感がなかった。まぁ、彼らが自らメジャーデビューしたかった訳ではないのだから、こんな感じなのかな。
漁師バンドの方々も、皆で舟や地元のパブでワイワイやったりしているところは微笑ましかったが、プロモーションでロンドンに来た時に、彼らのために尽力しているダニーとの打ち合わせ夕飯の約束をすっぽかして、街のパブで他の客らと楽しくやっているのは、いただけなかった…人に待ちぼうけさせて何やってるんだよ。せめて呼んであげなよ。
春陽

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