イギリスの漁師オシャレだな〜
日本で漁師を思い出させる歌手と言えば鳥羽一郎ですよw
代表曲は「兄弟船」でB面なんて「羅針盤」と来ますが、この映画は漁師達も漁港も綺麗。
船は出てきても魚や漁は登場せず、チャーミングでオシャレなフィッシャーマンズに見えました。
実話ベースでイギリスのコーンウォール地方にある漁港が舞台。
音楽プロデューサーが旅行に訪れた小さな港町で聞いた漁師達の歌をきっかけに話が展開されて行きます。
ミュージカル映画のように何度も流れる漁師バンドの男臭くて力強い声が癖になります。歌詞もまた下品で笑える。
前半はなかなか話が進まないスピード感が港町の時間の流れとマッチしながら家族や町の人間模様が映し出され、中盤からはストーリーも大きく展開してイギリス音楽ネタがちょこちょこと入るのでクスクス笑えるとこが多かったです。
取り立てて大笑いするような作品ではなく、心を揺さぶられるほどの大袈裟な感動でもないのですが、作りあげたようなわざとらしさと感じる箇所もあり、どこまでが実話なのかはよくわかりません。
個人的には恋愛部分とか別に要らなかった気もしますが。
定期的に摂取したいイギリスのじんわり系ハートウォーミングな作品でなかなか面白かったです！
フィッシャーマンズの中でやっぱり推しはお爺ちゃん。可愛かった💕
●2020年153作目●
