ケヴィン・ウェンデル・クラム!
どうしてもスプリットのマカヴォイがチラつくんですが、中村倫也さんの演技はやっぱり上手いし、
あと、『私をくいとめて』で気付かされた声の良さ。(遅い)
彼のPV的作品として観れば楽しめると思います。
ただ、やっぱり話がつまらなかったです。
うん、まぁそこは好みの問題かもしれません。多重人格ものに求めてるものが違うというか。テーマもイマイチよくわからなかったですし。(別人格を含めた他者との繋がり?)
一番冷めたのが研究機関の描写。あれって大学病院?守秘義務とかどうなってんの?テキトーすぎでしょ。ケヴィンの精神科医は普通すぎだけどリアリティはあったので。
監督はMV出身にしては堅実な作りだなぁと思っていたら、もう短編を結構な数作ってるんですね。今後に期待です。