7つの人格、曜日ごとに違う自分…
自分でいられる日が一週間に1日しかなくて、目が覚めて気づいたらいつも一週間経っていて、ほかの曜日は自分でありながら自分じゃなくて、いつも言うこと違うから友達も出来なくて、他の曜日の自分たちの行動記録を共有することで何とか辻褄合わせて生活していて…って、本当に複雑だし大変だなぁと思ったし、いろんな制約があるのも凄く切なくて可哀想だなぁと最初は思った。
だからこそ、この7つの人格を持つ自分との決着のつけ方は凄く意外で、ポジティブに捉えたような結末の描き方が新鮮だったしとても良かった。
ただ、火曜日くんと月曜日くんがメインだから、期待していた『中村倫也七変化』的な描写が思っていたより少なかったところがちょっと物足りなかったかな…。
水曜日から日曜日の彼の姿ももっともっと見てみたかった。
月曜日の彼がバンドやってる姿がめちゃめちゃ格好良くて好きだったけど、個人的には日曜日の彼の生活ぶりが気になったから見たかった。。
あと、事故の時の映像が何度も何度も使われるのは、ちょっとしつこかったかも…。
他の曜日への付箋でのメッセージのやり取りはとても微笑ましく、エンディングロールでも最後まで楽しませてくれたのが良かったな。