このレビューはネタバレを含みます
焦らしすぎだー。
中村倫也の7役、ないしは6役が観れるのを楽しみに行ったのに、待てど暮らせど火曜日しか出てこない。
マジか。まさかのそういう手法かぁ、、と思っていたら月曜日が現れ、最後の最後にようやく他の曜日にお目にかかれた。想像してた話と大分違ったなぁ。
なかなかおもしろかった。でも、なんだろう。畳み方があまり好きじゃない。疑問がたくさん残ってしまった。
なぜ事故で多重人格になった？事故が原因としてもせいぜい二重人格だろう。人格の数だけ逃げ出したいことがあったはず。その辺の説明をちゃんとしなかったのはいただけないなぁ。
元の人格はなぜ今まで消滅してた？火曜日の前任(？)が元の人格だったの？最後また消えてしまったけど元の人格はそれでいいのか？残らなくて良かった？
水曜日が消えたのはなぜ？火曜日が図書館に行きたかったから？それとも水曜日自身が消えることを望んだの？2つの人格が交互に出るようになった理由は？それが火曜日と月曜日だったのはどうして？
消えてた他の曜日はなぜあんなにスムーズに戻れた？自分の意志で消えてたなら簡単には戻れないはず。手術したの？
単純に見落としもあるかもだけど、私が抱いた疑問はざっとこんな感じ。例えそれがファンタジーでも、理論立ててちゃんと説明してくれる作品が好きだからモヤモヤが残った。
私は多重人格モノが好きだ。と言ったら実際に解離性同一性障害と闘っている人にはとても失礼だけど。実際に会ったことがないからどこかフィクションのように感じてしまう。多重人格を題材にした作品を好んで観たり読んだりしているから、過去に触れた作品と比べると本作は障害の説明が不十分すぎて浅いと思う。
最後に一言叫ばして？
月曜日めっっっちゃカッコいぃぃぃぃ(*❤︎д❤︎*)💕
エンドロール後、7人の中村倫也をバックに座談会が始まったけど、もう月曜日にロックオンされて月曜日しか観てなかった。目の前の本人には目もくれず(笑) あまりにも好きすぎて帰って画像漁っちゃったよ。吸ってるタバコはマルボロであってほしい。赤マル、絶対似合う。
当初青森で上映予定はなく、Sexy Zoneのツアーで遠征する札幌で観る予定だった。宿も映画館に近いとこ取って。それがコロナでツアーも映画も延期に。
再び公開日が決まって、地元の盛岡で観ることにした。そして帰省一週間前、青森で遅れ上映されることを知る。盛岡で観るのは見送り、青森での公開を待った。
しかし初週から上映は1日2回しかなく(遅れ上映なんてそんなもんよ)、時間が合わなくてあれよあれよとしている間に上映終了宣告されたの前日の水曜日。最終日の最終上映になんとか滑り込んで念願の鑑賞が叶いました。チャンチャン♪
