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リチャード・ジュエルのInoriのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.4
観やすい映画だったし、淡々としたリズムも良かったと思う。爆弾テロの容疑者にされたリチャード・ジュエルは、端から見てても少し変わってて、ドラマだったら絶対に犯人になりそうな感じだった。私でも「この人、怪しいわ」と思ってしまう。でも現実では馬鹿な判断で容疑者にさた被害者であり、自分自身の偏見とか人を見た時の印象って怖いし信用できないなというのに気づいた。サリン事件の時に容疑者にされ報道被害にあった人を思い出した。

サム・ロックウェルが(こないだ観た『ジョ・ジョ・ラビット』に続いて)いい味出してたわ。

こういうメッセージ性の強いヒューマンドラマみたいなのクリント・イーストウッドって上手いのね。もう相当お歳だと思うけど…。
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