ひよし

リチャード・ジュエルのひよしのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.0
実話ベースでストーリーも耳にした通りの展開で、おまえらおぼえとけよ感をあまり出さずに、ジュエルと母と弁護士のアンサンブルを中心に淡々と描かれていきます。

きっかけはいつの世もどの国でも、政治家のくせに、ジャーナリストのくせに、警官(FBI)のくせに、金や女(男)や成功や隠蔽のために、ふとしたことから始まるんやろね。私利私欲のために。

観客として、もっとあーしてこーしてとか、そんな事したらあかんやん、とロックウェルに成り代わって言いたなるねんけど、ジュエルはジュエルなりに思う事はもちろんあって、表現の仕方が自分とは違うからと言うて、一市民をそんな立場に追いやってええわけないし、もしロックウェルにスニッカーズを渡して無かったら思うと、ヒェ〜やわ。

客席はけっして多なかったけど、御大クリントにはいつまでもお元気でいてほしい!
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