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リチャード・ジュエルのPennyのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
3.9
特に前情報なく鑑賞。エンドロールで、なるほどイーストウッドだったのね…と気づく。派手さはなく、淡々と物語が進むので観ていてストレスがなかった。
メディアが絡む映画は、「スポットライト」や「共犯者たち」(韓国)のようにメディア側から描くものと、"マスゴミ"として描くかのどちらか。本作はもちろん後者なのだが、女性記者の扱いが中途半端のように感じた。調べてみるとあちらでは問題になってるようで、特に"枕営業"の部分は、実際の彼女を知る者から「あり得ない」と批判、抗議されてるよう。映画だから脚色と言ってしまえばそれまでなのだが、注意しておきたい。
主人公然り、記者、警察官、FBI、弁護士、出てくる人はそれぞれ職務を全うしようとしてるだけで、それがどちらに転ぶかは紙一重。疑いを持ち、驕らず、注意深く。
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