サトミン

リチャード・ジュエルのサトミンのレビュー・感想・評価

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)
4.7
「15時17分、パリ行き (2018) 」 「運び屋 (2018)」 「リチャード・ジュエル (2019)」
3年連続で、クリントイーストウッドを映画館で観賞。
毎年毎年、自分の人生の楽しみになっている。
普通の人の人生を3回以上は経験しているだろう89歳。
高齢なので、いつまで彼の映画を観られるかはわからない。
だからこそ、きちんと映画館に足を運び、89年分のエキスを体いっぱい頂戴する。
作品が面白いかどうかは、もはや関係なくて、彼の魂を体感させてもらうのだ。
さて、良い作品でした。
弁護士役のサムロックウェルの演技のうまさと、弁護士の人間性に惹かれた。
主人公リチャード役のポールウォーターハウザーも一度見たら忘れられない体形とお顔で熱演。
母親役キャシーベイツは、多くは出演しなかったけど、登場するたびごとの表情が実にいい。
リチャードを思う母のシーンで、3回泣きました。
記事が注目されれば人権も無視していく女性新聞記者は、いやなタイプだが、オリヴィアワイルドが好演。
キャストが皆すばらしすぎて、実話であることに驚いた。
実話だからこそ、実在の団体に対してのスタンスは、デリケートに取り扱わないといけないだろうし。
この映画は、イーストウッドだから生み出された作品なんだと思います。
マカリナ。ツボでした(笑)
ボクにとって、92回オスカー作品賞は、「リチャードジュエル」に決まり!
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