2020年64本目、劇場8本目、2月16本目の鑑賞
クリントイーストウッド監督作品
ポールウォルターハウザー主演
サムロックウェル助演
実際にあったオリンピック爆破事件を描いた作品
東京オリンピックを控えた日本にとって他人事とは言い難い
イーストウッドって実話好きだよなぁと最近強く思う
今作の見所はなんと言ってもアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされたリチャードジュエルの演技だろう
心に訴える演技が出来れば俳優として素晴らしいと言える
ただ、今作の彼女の演技はそんなレベルから逸脱したものであった
彼女の一挙手一投足は、人々の感情ではなく、直接涙腺を刺激してくるのだ
この演技を見るだけでも、今作に2時間の時間を使う意味がある
もう少し主人公が弁護士の言いつけを守っていればなど思うことはあれど、それを帳消しにして有り余るだけの実話という重さ、そしてサムロックウェルの演技
今なら間に合うので是非劇場に足を運んでいただきたい